So-netさんの新しいサービス、 “nuro mobile” のキャラクター『シムガミさま』とその仲間たちのデザインを担当しました。
通信要領によってSIMカードを選べて、更にプランや端末も自由に組み合わせられちゃうサービスです。
▼公式サイトはコチラ
http://mobile.nuro.jp/simneko/
さてさて、今回キャラクターのお仕事は久々だったのと、クリエイティブ愛のある代理店さんの進行のおかげで楽しく描かせてもらいました。
キャラクター創作は本件に限らず楽しい反面、マスコットとしての重要な役割もあるのでガラスの十代…じゃなくて責任重大だったりします。
と、まぁそんなカリビアンジョークはさておき(どの辺が!)
話は変わりますが
『キャラクターデザインってどんな感じで創ってはるんですか?教えておくれやす』
という質問を全国から頂くのでこの場を借りてお答えしますと、まずベースを創るのにイチバン時間をかけます。
ある程度形になったベースでも、目の大きさをほんの少し変えるだけでも印象が変わったり、位置を1mm変えただけでも表情が変わるのでバリエーションをいくつか出します。
それを鼻、口、髪型、等身…エトセトラでやって、それらをまた組み合わせてバランスを見るのですが、更にそこから配色のバリエーションを出していくので、組み合わせは日刊現代…じゃなくて無限大です。そう無限大です。
その数は、チクタクバンバンのレールの組み合わせを遙かに越えます。
ひろみ郷の億千万の胸騒ぎも遙かに越えます。
言葉のチョイスから年齢がバレますが、小生、ガラスの三十代です。
壊れそうなものばかり集めてしまいます。
と、まぁそんなロイヤルコペンジョークはさておき(どの辺が!)
だいぶ雑な脱線をしちゃいましたが、全部の組み合わせにトライすることは勿論無いけど、そこは勘所である程度のバリエーションを絞って並べて見ながら「よし、これだ!」って決めます。
決まると心も晴れやかにスゥーっとします。
ビックスベポラップを塗ってもらった時のようにスゥーっとします。
ただ、翌朝改めて見たらなんかイマイチだなってこともよくあります。
ノリで書いてるこの記事とかも後日見返すと全然面白くなくて小恥ずかしい想いに苛まれてることもよくあるわけですが、似たような感じです。
そんなこんなで更に手直しをしながら1つの案が出来上がり提出をして、ひと息つきながらミルクセーキを飲むわけです。
がしかし、提出したら全然気に入って貰えないことだって時にはあります。
そんなときは衝撃のあまり鼻からミルクセーキを吹き出します。
右から牛乳、左から卵黄・砂糖・バニラエッセンスを吹き出します。
と、まぁそんなペルセウス座流星ジョークはさておき(どの辺が!)
皆さまに、どうかシムガミさまのご加護がありますように。
あと、僕がオータムジャンボで5億当たりますように(買ってないけど)
Ⓒイラストレーター トツカケイスケ